9.3. 接続オブジェクト: pgobject

Table of Contents
query — SQLコマンドの実行
reset — 接続をリセットする
close — データベース接続を切断
fileno — データベースに接続するために使用されているソケットを返す
getnotify — サーバからの最後のメッセージを取得
inserttable — テーブルにリストを挿入
putline — サーバソケットにラインを書く[DA]
getline — サーバソケットからラインを取得[DA]
endcopy — クライアントとサーバを同期化させる[DA]
locreate — データベース内にラージオブジェクトを作成[LO]
getlo — 与えられたoidからラージオブジェクトをビルドする[LO]
loimportPostgreSQLラージオブジェクトへファイルをインポートする[LO]

このオブジェクトは、PostgreSQLデータベースとの 接続を処理します。この接続を定義しているすべての引数を埋め込む/隠し、 関数呼び出しの際にはただ単に有効引数のみを残します。

いくつかのメソッドは、接続ソケットへ直接接続を行うものがあります。 これらは[DA]というタグで識別できます。これらは、 使用方法をしっかりと把握してから使用して下さい。 これらを無効にするにはPython Setupファイルで-DNO_DIRECT オプションを設定して下さい。

その他のメソッドとしては、ラージオブジェクトへの接続を行うものがあります。 モジュールからそれらへの接続を行わない場合には Python Setupファイルの -DNO_LARGEオプションを設定して下さい。 これらのメソッドは[LO]というタグで識別できます。

すべてのpgobjectは接続の説明とその状態を表現する 読み込み専用の属性群を定義しています。下記がその属性です。

host

サーバのホスト名(文字列)

port

サーバのポート(整数)

db

指定されたデータベース(文字列)

options

接続オプション(文字列)

tty

接続デバッグターミナル(文字列)

user

データベースシステムのユーザ名(文字列)

status

接続状態(整数: 1 正常、0 異常)

error

サーバからの最後に送られた警告/エラーメッセージ(文字列)